給排水衛生
Water Supply And Drainage
『給排水設備』とは建物内に水を供給する『給水設備』と、汚水・雑排水・雨水等を建物外に排出する『排水設備』と分けられます。
建築設備の中でも特に重要な役割を担っており、生活するには必要不可欠な設備となっています。
給排水衛生施工の流れ
見積依頼 打合せ・現場確認 設計積算 見積提出 受注 衛生器具類発注 工程打合せ 工事 工程検査
見積依頼
打合せ・現場確認
設計積算
見積提出
受注
衛生器具類発注
工程打合せ
工事
工程検査
施主検査
引渡し
見積依頼
電話にてご依頼を受け付けております。
その際、給水を直したいか、排水を直したいか、トイレなどの水回りをきれいにしたいかをお伺いします。
給水を直したい場合は建物の階数、高さ、貯水槽(受水槽・高架水槽)の有無など分かる範囲で確認させていただきます。
排水の漏れ、詰まり、トイレやお風呂などの水回りきれいにしたい場合は現場の確認が必要になりますので現場にて調査確認させていただきます。
現場の状況を確認させていただく際は、日程調整のうえ、電話にて訪問時間をご連絡致します。
打合せ・現場確認
現場にて正確な建物の高さ、階数、用途、蛇口や便器の数を確認させていただき、貯水槽(受水槽・高架水槽)やポンプが必要な場合は設置場所、電気容量なども確認致します。また、既存配管の劣化具合、ルート、太さ(口径)を調査し、更新が必要か判断致します。
設計・積算
お客様からの聞き取りや現地調査をもとに、器具を選定し納期の確認をいたします。
現地調査で計測した数字をもとに見積書を作成いたします。
また、申請が必要かなどの確認も行います。
見積書提出
御見積書を提出し、衛生器具の仕様や施工条件、金額を確認していただきます。
仕様や施工条件の変更があれば、変更した御見積書を再提出いたします。
受注・打合せ
御見積書をもとに正式な金額と工期を決定いたします。
その際に、契約書もしくは注文書・注文請書で契約を行います。
工程打合せ
施工条件に合わせて手順、工法の検討を行います。
搬出搬入の日時にレッカーを使用する場合は作業スペース、養生範囲、停電する必要があれば日程の調整、断水させる場合は水が使用できないエリアや期間などを施工条件をお打ち合わせさせていただきます。
工事・作業
作業エリアを養生した後、器具の設置工事(撤去含む)、配管工事や電気工事を行います。器具の設置の際メンテナンススペースの確保や排水勾配などに気を付けながら施工いたします。
工程内検査
器具を設置後、設置状況の確認、見栄え、施工計画書通りに実施できているか、漏洩試験(給水管は水圧試験、排水管は満水試験または通水試験などを行い漏れがないか)など行い、必要に応じて検査報告書を作成いたします。
(検査項目:傷の有無、材質、サイズ、継手の規格・材質、バルブ、接合剤、配管系統が正しく接続されているか、配管の勾配、支持のピッチ、配管の端部の養生、貫通部の処理、適切なメンテナンススペースが確保できているか、断水エリア以外に影響がないか、ブレーカーの要領・電線の太さは適切か、アースが取れいているか、工事写真の記録など)
保温工事
漏洩試験に合格したら各種配管に結露防止の為保温を施工します。
試運転調査
ポンプや給湯器・ボイラー等設置機器の運転確認を実施し、圧力・電圧・電流の測定、自動運転制御の確認(対向試験、安全装置動作試験、外部警報試験など)、振動・騒音・異音が無いか確認します。トイレや温水器は自動センサー、リモコンの動作確認、設定温度の確認などを行います。
公共機関に申請が必要なものは申請を行い検査していただきます。
施主検査
お客様からの指摘事項の有無を確認し、ご指摘があった場合その箇所の是正処置を行います。
引渡し
報告書と請求書を提出して完了となります。
よくある質問
- 水の出が急に悪くなった。
フィルター詰まり、配管の腐食や漏れ、ポンプの故障など予想される原因が多岐にわたります。一度、訪問調査が必要となります。
- 排水の流れが悪くなった。
排水管内に付着した汚れが原因と思われます。洗浄が必要となります。
- 蛇口から出てくる水が濁っている。
配管の腐食、貯水槽の汚れが原因と思われます。配管のリニューアル、貯水槽の点検清掃が必要です。
- 和風便器から洋風便器へ交換できますか?
弊社はTOTO和洋リモデル認定施工店となっておりTOTO和洋リモデル工法により短工期で施工が可能です。
ただし、現地の状況によっては和洋リモデル工法が出来ないことがございます。
その場合でも在来工法での工事が可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。
- 受水槽の清掃を頼みたいのですが
弊社で受水槽清掃を承っております。
また、水質検査も承っております。
- 排水の流れが悪いので点検したいのですが。
管内スコープで調査し状況確認をします。
排水管の詰まりが原因の場合は高圧洗浄等で管内洗浄を致します。
排水管の勾配が取れていない場合は配管修理が必要となります。
- 水栓の水量が弱くなった。
水栓のストレーナー(ゴミ取り網)の詰まりの可能性が考えられます。
ストレーナーを取外して掃除する必要がございます。
- 配管内の錆・スケールを綺麗にできますか。
まず配管内の劣化状況を調査診断しどの工法で行うか判断致します。
管内の劣化が著しく『高圧洗浄』『洗浄剤注入』が不可能な場合は『配管の入替え』をお勧め致します。
施工事例