冷凍設備

Refrigeration Equipment

『冷凍設備』とは食品・製品の冷凍・冷蔵、製氷や冷温水製造、作業場の空調など幅広く利用されており、食品工業においては欠くことのできない設備となっています。

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冷凍設備施工の流れ

見積依頼 打合せ・現場確認 設計積算 見積提出 受注 工程打合せ 機器発注 工事 工程検査 保温工事

真空引き 試運転調整 施主検査 引渡し

見積依頼

打合せ・現場確認

設計積算

見積提出

受注

工程打合せ

機器発注

工事

工程検査

保温工事

真空引き

試運転調整

施主検査

引渡し

見積依頼
お電話にてご依頼を受け付けております。
その際、プレハブ冷凍・冷蔵庫やユニットクーラー・ショーケースを新しく設置するか古くなった冷凍機、プレハブ冷凍庫・冷蔵庫やユニットクーラー・ショーケースを新しく交換するか、設置する台数、設置する場所や倉庫の広さ・大きさなどの簡単な聞き取りを行います。
後日、冷凍機・プレハブ冷凍庫・冷蔵庫やショーケースを設置する場所の確認させていただきますので日程調整し電話にて訪問日時をご連絡させていただきます。

打合せ・現場確認
現場にて正確な倉庫の大きさ、仕様、用途、電気容量、冷凍機のタイプ、設置場所(内外)、配管ルート、養生範囲、作業車の使用、施工条件(土日作業か、冷凍庫・冷蔵庫内やショーケースの物を空にして貰えるかなど)を確認させていただきます。

設計・積算
聞き取りや現地調査をもとに、プレハブ倉庫やユニットクーラー・ショーケースの大きさや機種(容量・型式)を選定し納期の確認いたします。
新築工事や大規模な改修工事の場合は、図面を書き起こし、設計書を作成いたします。
小規模な増設や改修工事の場合は、現地調査で計測した数字をもとに見積書を作成いたします。

見積書提出
御見積書を提出し、冷凍機等の仕様や施工条件、金額を確認して頂きます。
仕様や施工条件の変更があれば、変更した御見積書を再提出いたします。

受注・打合せ
御見積書を元に正式に金額と工期を決定いたします。
その際に、契約書もしくは注文書・注文請書で契約を行います。

工程打合せ
施工条件に合わせて手順、工法の検討を行います。
搬出搬入の日時、レッカーを使用する場合は作業スペース、停電の日程、冷凍庫・冷蔵庫が使用できないエリアや工事中で使用できないエリアの期間などをお打ち合わせさせていただきます。

工事・作業
作業エリア養生をした後、機器の設置工事(撤去含む)、配管工事や電気工事を行います。
ショーケースの場合は設置場所にエアコンの吹出し口から出る風が入らない注意して設置し調整いたします。また、冷凍機も周りに障害物が無く強風の影響が少ない場所を選び設置します。

工程内検査
機器を設置後、機器周りの設置方法の確認、見栄え、施工計画書通りに実施できているか漏洩試験(冷媒配管に窒素で気密試験やドレン配管の通水試験などを行い漏れが無いか)など行い、必要に応じて検査報告書を作成いたします。
(検査項目 傷の有無、材質、サイズ、継手の規格・材質、バルブ、接合剤、配管系統が正しく接続されているか、配管の勾配、支持のピッチ、配管の端部の養生、貫通部の処理、冷凍機に適切なメンテナンススペースが確保できているか、周囲に障害物がないか、ブレーカーの容量・電線の太さが適切か、アースが取れているか、工事写真の記録など)

保温工事
低温で使用されるユニットクーラーの場合は、漏洩試験に合格した後にドレン配管に凍結防止の為保温を施工します。

真空引き
冷媒配管内の空気を真空ポンプを用いて抜き、真空乾燥することにより配管内の水分も同時に取り除きます。
冷凍機から冷媒ガスを封入して運転できる状態にします。
その際、冷媒配管の距離が長く、冷凍機にあらかじめ封入されている冷凍機油だけでは不十分な場合は追加充填いたします。

試運転調査
運転データの確認、冷暖房使用時の冷媒圧力の確認、電圧、電流の確認、対向試験、騒音・異音がないか、保護装置(機器にエラーが発生した際、その損傷を抑えるためにアラートを出す安全装置)が適切に動作するか、オプションでドレンポンプを設置する場合は結露したドレン水を吸い上げ外部に排出されるか、警報の外部出力、振動が無いか、リモコンの動作、霜取り(デフロスト)の動作、実際に設定温度まで冷えるか確認など行い報告書を作成いたします。

施主検査
お客様からの指摘事項の有無を確認し、ご指摘があった場合はその箇所の是正処置を行います。

引渡し
報告書と請求書を提出して完了となります。

よくある質問

倉庫内の温度がなかなか下がらないです。

A1-1:倉庫内の荷物が多いと冷やし込みに時間を要する事があります。また、冷却装置の風が荷物で遮られてしまい風が全体に循環出来ていないと冷却不良となる事があります。
A1-2:冷媒フロンの漏洩が疑われます。有資格者による調査が必要となります。弊社のサービスマンは、法定点検の有資格となっており安心してご依頼頂けます。

倉庫内の冷却装置から水が垂れてきます。

除霜での排水の詰まりが考えられます。改善には清掃を要します。

倉庫内に結露や着氷ができてしまいます。

扉の開け閉めが頻繁だったり、倉庫の気密性が低下している可能性があります。点検を要します。

業務用プレハブ冷蔵庫を設置したいのですが?

弊社で業務用プレハブ冷凍庫・冷蔵庫の組立から冷凍機の取付けまで行っております。
プレハブも大きさに合わせてオーダーメイドも可能です。
お気軽にお問合せ下さい。

R22の冷媒ガスを使用している冷凍機は交換しないと駄目ですか?

エアコン同様に交換しないとならないということはございませんが、R22の冷媒ガスは2020年に全廃となっております。
現在R22は生産しておらず入手しづらく、今後はガスの価格も高騰し続けます。
故障の際に修理費用が高くなりますので新冷媒の冷凍機に交換をお勧め致します。
ユニットクーラーやショーケースなどは膨張弁を交換すれば冷凍機だけ交換できる場合がございます。
冷凍機の交換をご希望であれば弊社へご相談下さい。

ユニットクーラーに氷が付いてしまってます。

冷凍機は霜取り(デフロスト)という機能がございます。
霜取り機能が故障してうまく霜取りができていない可能性がございます。
お気軽にお問合せ下さい。

冷凍機やチラーユニットの圧縮機のオーバーホールはできますか?

はい 承っております。
ただし、オーバーホールが出来る圧縮機には種類がございます。
スクリュー圧縮機やレシプロ圧縮機など半密閉型であればオーバーホールが可能です。
スクロール圧縮機やローター圧縮機など全密閉型はオーバーホール出来るように作られておりません。
オーバーホールついてのご相談はお気軽にお問合せ下さい。

フロン排出抑制法に伴う定期点検はできますか?

はい 承っております。
圧縮機電動機定格出力7.5kW以上の冷凍機は1年に1回以上行う必要がございます。
定期点検に必要な資格者が多数在籍しておりますのでお問合せ下さい。
詳しくはフロン排出抑制についてのページをご確認下さい。

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